中古のiPhone7を買ってみた
iPhone7の中古品を購入しました。
iPhone7はちょうど2年前に発売されたので、今回のiPhone XSの発売に伴って機種変更する人が多いようで、
フリマでには多くのiPhone7が出品されています。
そんな中から選んでみたのが、32GBのauのSIMロックがかかったものです。本当はSIMフリーがよかったの
ですが、SIMフリーは高めです。そんな中で少々安く出品されているものを選びました。
iPhoneの中古を買うときには、以下の三つを確認することが重要です。
①IMEIから、キャリアの利用制限がかかっているかどうかを確認すること
今回の対象品のimeiをauのサイトで調べてみると△という表示。これは分割購入の支払いが未了である
ことを意味します(時には完了していても△表示のこともあるようですけれど)。
でも、出品者によると、万一利用制限が かかったら保証してくれるということなので、OK。
②アップルのサイトで保証状況を確認する
IMEIもしくはシリアル番号を入力すると、アップルのサイトで保証の状況を確認することができます。
同時にいつ生産されたのかを知ることができるので、大まかには中古品の使用期間を知ることができます。
今回の対象品は、2016年11月に製造されたもののようで、バッテリーはへたっていそうですが、
なんとアップルケアプラスに入っていることが確認できました。つまり、保証期間内であれば
バッテリーを無償交換できるということです。これはポイントが高いです。
③IMEIから、iPhoneのモデルなどを確認する
IMEIからiPhoneの色や容量を確認できるサイトがあるので、そこで念のために調べます。もし、これが
出品者の情報と異なる場合、怪しいということでスルーします。以前は、SIMロックがかかってるかどうか、
アクティベーションロックされているか、どこのキャリアから販売されたものか、などの情報を無料で
調べられるサイトがあったのですが、どうも最近は詳細を知るには有料となってしまっているようです。
それでも得られる情報を出品者の情報と照らし合わせられることは重要です。これも調べてOKそうです。
上記の検討の結果、アップルケアプラスに入っているので万一問題があっても安く直せるだろうということで、
この対象品を購入することにしまして、無事に手元に届きました。
ところが、問題が発生!
今の私のメインで使用しているbiglobeのAタイプのsimでは、アクティベーションに失敗するのです
(不正なSIMです、と表示されてアクティベーションが通らない)。
これはSIMロックされたiPhoneを異なるキャリアのsimでアクティベーションしようとしたときに表示される
メッセージです。むむ、、、
biglobeのページでiPhone7はAタイプが動作することを確認したはずなのに、ともう一度確認してみると、
注意書きとして、「SIMロック解除が必要」とあります。むむむ、、、
こんなことは識者の方には当たり前のことなのだと思いますが、auはdocomoと違って、SIMロックされた
iPhoneにはどんなSIMでも利用できるわけではないようです。
auが提供しているSIMには、nano simと呼ばれるものと、マルチsim(VoLTE SIM)というものの2種類あって、
biglobeが提供しているのは後者のみで、この場合、SIMロック解除が必須のようなのです。
mineoだと2種類のSIMから選ぶことができるのですが、biglobeではマルチSIMしか提供されていません。
そういえば、UQモバイルを契約した時もなんだかSIMの選択をしたような気がする、と思い出してみたところで、
後の祭り。手元のiPhoneはSIMフリーとdocomoのSIMロックのかかったものしかなかったので、auのSIMロック
がかかったものの制限についてちゃんと理解していませんでした。
しかし、この制限はとてもわかりにくいですね。
さてどうしようか、と考えて、確か、来年の秋には中古端末のSIMロック解除にも対応するように総務省が通達を
出しているから、それを待ってSIMフリー化することにして、とりあえず、アップルケアプラスの有効期間が切れない
うちにバッテリー交換だけを依頼することにしました。
さて、このiPhone7の扱い方をどうするか、はまだ続きます。